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2006年9月29日 (金)

武器セット簡単フィニッシュ方法 後編

皆さん、こんにちわ~
今回は前回に続き、35MAX武器セットの簡単フィニッシュ方法をお送りします!

さて前回は紙やすりでの磨き作業まで紹介しました。
Dsc09933_1 こんな感じ~
湯口などの無駄な部分の処理はこれらの方法でなんとかなります。
しかしもう一つキャストの宿命である「気泡」という問題があります。
Dsc09935←この穴が気泡です
これはキャスト複製時に稀に出来てしまうもので、キャスト製品の性(サガ)といえるものです。
もちろんこの35MAX武器セットは優良な複製屋さんに頼んだおかげで、気泡が一般のディーラーさんに比べ非常に少なくなっております。しかし写真のように、まったく無くなった訳ではありません。

この気泡の処理。大きい場合は少し厳しいですが小さいモノなら瞬間接着剤を使う事で簡単に目立たなくする事が出来ます。
Dsc09937_1
上の画像のように瞬間接着剤を、穴いっぱいになるまで注入し、その後完全に乾くまで待って紙ヤスリで磨きます。乾くのに結構時間がかかるので気をつけてください(この時接着剤用硬化促進スプレーがあれば早く済みます)。

Dsc09939_1 
するとこんな感じでかなり目立たなくなります。
もし瞬間接着剤で埋まらないような大きい気泡がある場合は切り放した湯口などのキャストの切端をうまく切り取って埋めてください。

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さて以上のような行程を繰り返して成形が整ったら、次はコピックによるかんたん塗装に移ります。

Dsc09948
まずは下準備。コピックの色が載りやすくなるようにスーパークリア (つや消し)を全体に満遍なく吹きます。
少し離して軽く数回に分けて吹くのが良いです。

Dsc09949_1
次に上の写真のようにコピック(茶色系)をディティールのある部分に塗りこんでいきます。この辺りは己が感じるまま塗りたくっていただいて結構です!

Dsc09950_1
そしてコピックのカラーレスブレンダーで塗った所をぼかしていきます。
すると茶色の所が上手く下地と馴染み、「汚れた質感」が現れます!
ここが一番楽しい所!!

Dsc09951 汚れたコピックはティッシュで拭き取りましょう
Dsc09957
繰り返すとこんな感じになります!
なかなか良い感じに見えないですか!?
ちなみに上のミサイルランチャーは模型のズブの素人である私が10分ほどで塗った物です!

Dsc09958
Dsc09962_1 こんな感じ!

このヘタッピな写真ではなかなか良さは伝わらないかもしれませんが実物はかなり良いです。なにより自分でやった感というか、この「オレ、スゲェ」感はなにものにも替え難いです!

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以上が武器セット簡単フィニッシュ法でした。
本商品はレジンキットといってもカラーレジン製なので敷居は普通に比べるとかなり低いです。
さらにこのコピック塗りをすれば本当に簡単に、それなりにカッコよく仕上げる事が出来ます(装備によってはやはり単色ではつらいモノもありますが・・・)。

是非、今までレジンキットなんて・・・と敬遠していた人も試しにやってみてください。作る楽しみを気軽に味わう事が出来ますよ~

それでは!

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2006年9月27日 (水)

武器セット簡単フィニッシュ方法

こんにちわ!ブログ担当金子です!

35MAXナンバー03「ターボカスタム」、ナンバー04「ブラッドサッカー」が先週末遂に発売されました!! 
大変お待たせしてしまい申し訳ありませんでした!

Dsc00073 

この二体の発売により、35MAXが目指した一大プレイバリュー『なんちゃってオリジナルAT遊び』がやっと具体的な形になりました!

Dsc00069_1
こんな感じのターボカスタム装備のブラッドサッカーや・・・

Dsc09980
なんちゃってレッドショルダーカスタムなども可能!
この二体があれば様々な「オレAT」が作れます!

Dsc09982_1 血の色に引き寄せられた謎のAT

これに先に発売されたスコープドッグとトータスの2体、さらに現在通販中の武器セットがあれば、そのバリエーションは無限大といっても過言ではないでしょう!!
しかし先に発売されている2体はともかく武器セットは未完成キャストキットにての販売。敷居が高いのも確かです。
そこで今回は超お手軽に武器セットを“それなりの仕上げ”に持っていく方法をお伝えしたいと思います~

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今回のフィニッシュ方法は武器セットがカラーレジンなのを生かしたコピックによる簡単仕上げ方法です。

Sc09985
使用する道具は「コピックモデラー 0 カラーレスブレンダー」「コピックの茶系統の色(今回はコピックモデラーE37を使いました)」「Mr.スーパークリア つや消し」「紙やすり(400~600番くらいが一枚あればよいです)」「ニッパー」「デザインナイフ」「瞬間接着剤」「中性洗剤」「液体クレンザー(粉がはいった洗剤です)」「いらない歯ブラシ」。
あると便利なのが「鉄の定規」「彫刻刀(三角、丸、平があれば十分)」。
これらを用意したら製作スタート!!

まずは下準備!
クレンザーと中性洗剤を混ぜて歯ブラシでゴシゴシ磨きます!
Dsc09919
これによって汚れやキャスト製造時に付着する離型剤を取り、色が乗りやすいようにします。
中性洗剤を少し入れた水に一晩つけておくと、更に効果的になりますので時間があればお試しください。

次に湯口(ランナーと繋がっていたはみ出している部分)を切り落として成形を行ないます。
Dsc09921
ニッパーを使って切り落としますが、あまりギリギリで切り落とすとえぐれてしまったりするので、数ミリ残すように切り落とします。

その後、残った部分をデザインナイフで丁寧に切り落とします。
Dsc09925

そのほか埋まっている所や薄いカスなどもデザインナイフ、彫刻刀などで成形していきます。
Dsc09945 こういう凹面は彫刻刀があれば便利!

ある程度成形できたら、次は紙やすりで湯口の後がなくなるように綺麗に磨きます。
Dsc09926

写真のような平らな所は下のように鉄定規などに、やすりを両面テープで貼り付けて磨くと綺麗な面を作る事が出来ますのでお試しください~
Dsc09930
Dsc09931

ついでにパーティングラインなどもやすりで磨いて消しましょう~
あとでクリアを吹くのでそれほど細かい目のやすりを使わなくてもOKです!

Dsc09933 湯口は全く目立たなくなりました~

さて、長くなってしまったので次回に続きます~

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2006年9月15日 (金)

イグニス定点観測第10回

皆さんこんにちわ!ブログ担当金子です!

今回は完全に忘れていた久しぶりのイグニス定点観測をお送りしたいと思います~

ほぼ三ヶ月ぶりの記事という事で忘れられている方、知らない方も多いかと思います。簡単に説明させていただきますと、ユーザーの方々がなかなか見ることが出来ない『原型が出来ていく様』を定点観測カメラのようにじっくりと見せていき、原型製作時の空気感やライブ感を味わっていただこう、という企画となっております。

で最初の定点観測に抜擢されたのが『塵骸魔京』のヒロインで、弊社より発売が予定されている巨漢原型師「北出正人」入魂の作品イグニス!!
Igu_3 イグニス彩色マスター

非常に原型製作が難産で(生産においても非常に難産となってしまっています・・・)、それでいて大きな反響を戴いたという事でチョイスされたこのイグニス。
前回は05年9月21日、製作開始から43日目の状況をお伝えしましたが、今回はそれから13日後、10月4日の状況をお伝えしたいと思います。
(過去のイグニス定点観測記事は過去ログからカテゴリー イグニス定点観測で見ることができますのでよろしくです!)

_017_1
_019_1
_021_1 製作56日目(05年10月4日)
髪の毛の動きの変化、左腕の動きの変化、表情などの細部のディティールアップなどが大きく変わりました。
特に印象的なのは髪の毛でしょうか。大きく広がり表情豊かになったと同時にアホ毛も装備され、これぞイグニス!というようになったのではないでしょうか?
また全体的に線が太くもっさりしていたのが、シャープになったようにも感じます。

この日のフィギュアディレクター工藤氏の日報メールには
『セクシーさが少し消えてしまっています。布とかも「ブバーッ!」て感じなのでもっと円運動を感じるようにさせたいと思います。』と判るような判らないような、そんなコメントが残っていました。
L5_1 ディレクター工藤氏(L5発症以前の姿)

おそらく布も髪の毛のようにただ無秩序に広がるのではなく、流れを意識して動かす必要あるという事を伝えたいのでしょう。

さて今後イグニス原型がどう変化していくのか!
ご期待ください!!

追記
発売日の延期が続いているイグニスですが、品質を上げる為とは言え、心待ちにしておられる方々には大変ご迷惑をお掛けしております。
心よりお詫び申し上げます。
必ず良いものに仕上がるものと思いますので、もうしばらくお待ちください!!

(c)2005 Nitroplus co.,ltd. All rights reserved.

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2006年9月 1日 (金)

武器セット塗装レシピ

皆さんこんにちわ ブログ担当金子です!

遅ればせながら、ワンフェス及びキャホビにて弊社ブースに来ていただいた方々、ありがとうございました!!
ライブイベントもおかげさまで大いに盛り上がり嬉しい限りです。

さて、そのワンフェスそしてキャラホビで発売され、めでたく今日から通販開始となりました35MAX武器セット。予想を上回る反響に弊社スタッフも驚いております。
Dsc09148_1 Aセット
Dsc09151 Bセット
Dsc09152 おもちかえり~

ただこの武器セットは未塗装キャストキットという事もあり、完成品から入られたユーザーさんには少々敷居が高いものとなっております。特に彩色に関しては慣れていないとなかなか思うようにいかないものです。

そこで今回のブログでは、ファクトリー塗装部の主、佐久間氏に伝授していただいた、武器セットの塗装にも使える「市販塗料での35MAX基本カラー調色レシピ」を皆さんにお伝えしようと思います!
Dsc09042 ←これが佐久間氏(通称ジジイ)だ!
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Dsc09031
今回は手に入れやすいMr.カラーでの調色を実践いたします。
作る色は本体に使うグリーン①(濃い方のグリーン)、グリーン②(薄い方)、バイザーに使うグレー、カメラに使うグレー、そしてヘビィマシンガンに使うグレーの五色。
使用するカラーは「1 ホワイト」「6 グリーン」「67 パープル」「72 ミディアムブルー」「74 エアスペリオリティブルー」「135 ロシアングリーン(1)」それに「4 イエロー(写真では半透明になっていますがどちらでも良いです)」写真には無いですが「2 ブラック」が少々あれば良いでしょう。

本体に使うグリーン①
これは外装に使う基本的なグリーンで、おそらく35MAXで最も使われている色といえるでしょう。
武器セットではBのドックマンカスタム武装に使用します。
Dsc09033
レシピはおおよそ「135 ロシアングリーン(1)」が60%、「6 グリーン」が40%といった所です。

本体に使うグリーン②
スコタコの外装で使っている薄い方の緑です。
武器セットでは特に使いませんが、タコ系で多く使われる為、覚えておいて損は無いものと思います。
Dsc09034
レシピは、「1 ホワイト」が85%「135 ロシアングリーン(1)」が10%、「72 ミディアムブルー」が5%、それに多少のブラックといった所です。

バイザーグレー
スコタコのバイザーに使っているカラーです。
武器セットではAセットのハンディミサイルランチャーなどに使用します。
Dsc09035 
レシピは、「74 エアスペリオリティブルー」が75%、「72 ミディアムブルー」が25%、それにブラックを少々といった所です。

カメラグレー
スコタコのカメラの部分に使っているグレー。
武器セットではAセットのリーマンカスタムのパイルバンカーなどに使います。
Dsc09036
レシピは、「74 エアスペリオリティブルー」が65%、「67 パープル」が25%、「1 ホワイト」が5%、それにイエローとブラックを少々入れるという感じです。

ヘビィマシンガングレー
スコタコのヘビィマシンガンに使っている色です。
武器セットではBセット、グレゴルーカスタムの六連装ミサイルランチャーなどに使います。
Dsc09037 
レシピは、「72 ミディアムブルー」が60%、「74 エアスペリオリティブルー」が30%、「67 パープル」が15%という感じです。
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以上が武器セット製作にも役立つ基本色カラーレシピです。
ただ、今回紹介したカラーレシピはあくまで一例にすぎません。
もっと色を近づける別のレシピがあるとも思いますし、本来は自分がこれだ!と思う色を自由に塗れば良いとも思います。
みなさんも試行錯誤しながら楽しく製作してください~
Dsc09045 この笑顔に負けないくらい楽しもう!

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